シロクロニシティ

JuventusとAzzurriとSerieAを中心に欧州サッカーの話題について話します。

2018-19SerieAの優秀選手を勝手に選考してみた インサイドMF編

 ゴールデンウィークに原宿で行われた開かれたセリエ会なるものに参加してきました。

そっちでベスイレやらドラフトやらやったしもうこの企画やんなくていいかな…と思いましたが流石にキリが悪すぎるので最後までやりますね。

今回はメッザーラ、インサイドMF編です。

 

No.1

Blaise Matuidi

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所属: Juventus

国籍:フランス🇫🇷

このポジションのMVPは彼以外いないでしょう。チーム全体としてバランスが取れていたとは言えないJuveを年間を通して支え続けました。

 

No.2

Soualiho Meïté

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所属:Torino

国籍:フランス🇫🇷

たまにドイスボランチの一角や、シャドーをやることもありますがインサイドハーフとして考えました。フィジカルで彼の右に出る者なし。奪えて運べる万能型MFです。

 

No.3 

Karol Linetty

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所属:Sampdoria

国籍:ポーランド🇵🇱

Giampaoloが就任した3年間で大きく成長。ピッチ内を走り回り、なおかつボールプレイヤーとしての素質も高水準。このパフォーマンスを続ければ代表定着も見えてくるでしょう。

 

No.4

Stefano Sensi

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所属:Sassuolo

国籍:イタリア🇮🇹

Milanが獲得に乗り出すほどの大器。散らしやボールキープのセンスは他のプレイヤーとは一線を画しています。プロヴィンチャであるSassuolo躍進の立役者。

 

No.5

Seko Fofana

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所属:Udinese

国籍:コートジボワール🇨🇮

大柄ながら柔軟な脚技を備え、ゴール前にグイグイと上がっていく推進力が持ち味。フィジカル面とプレイ精度の成長が見込めればネクストPogbaになりうる逸材。

 

ビッグクラブからの選出がMatuidiのみという結果(依怙贔屓じゃないです)になりました。

カルチョファン以外の方は少々微妙な顔触れになってしまいましたが、イタリアにはまだまだ眠れる才能が沢山あります。

 

それを見つける為に週末に朝早く起きてみるのは如何でしょうか?

 

2018-19 SerieAの優秀選手を勝手に選考してみた 〜守備的MF編〜

レジスタ、アンカー、インコントリスタボランチ

このポジションの呼び方は人それぞれですが、今回は守備的MFで統一させていただきます。

 

No.1 

Miralem Pjanic

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所属:Juventus

国籍:ボスニア・ヘルツェゴビナ🇧🇦

Romaで攻撃の核だった男は王者Juveの舵取り役として国内最高の地位を確立。彼がいる時といない時の差は歴然であることからも替えの効かない選手だということがわかる。守備面でも大きく成長し、万能型のレジスタになった。

No.2 

Allan

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所属:Nàpoli

国籍:ブラジル🇧🇷

今や世界最高の守備的MFと言っても過言ではなくなった。JorginhoとHamšíkがチームを去り、過渡期を迎えつつあるNàpoliを支えたのは紛れもなくこの男。PSGから熱視線を浴びる彼の去就に注目してみよう。

 

No.3

Marcelo Brozović

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所属:Inter

国籍:クロアチア🇭🇷

走ってボールを奪い、配球する。何食わぬ顔でレジスタに求められていること全てを完璧にこなす。Pjanicのような派手さはないが、タレントが揃う前線が力を発揮できるのは彼がいてこそ。

 

No.4

Tiémoué Bakayoko

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所属:Milan

国籍:フランス🇫🇷

序盤戦は目を覆いたくなるような有様だったが、Gattusoの指導の下着実にイタリアにフィット。フィジカルはSerieAでは群を抜いており、守備だけでなく推進力でも圧倒。Milanは3500万€での買取OPを行使したい。

 

No.5

Jordan Veretout

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所属:Fiorentina

国籍:フランス🇫🇷

決壊寸前のダムをひとり支え続けた司令塔。低調なチームに置いて、ほぼ唯一と言って良いほど最後まで「フットボール」を続けた。彼がいなければもっと早い段階で残留争いに巻き込まれていただろう。

 

 

他のポジションと比べて少々ベタな人選になってしまいました。

MandragoraもLocaterriも優秀選手に選ぶには気が引けちゃって。

この2人入れるならLucas LeivaとかEkdalも入っちゃうよねーとなってゴッチャゴチャになるかなって思って外しました。

それでもRinconは入れるべきだったかなーとか思ったり。

まぁこうやって考えるのも楽しみのひとつですよね。

 

次はメッザーラ、インサイドハーフセントラルMF部門になります。

 

お楽しみ。

 

 

2018-19 SerieAの優秀選手を勝手に選考してみた 〜SB・WB編〜

皆様、令和を楽しんでおられますか?

令和と言う前にゴールデンウィークですがフットボールは休むことを知らずCLの準決勝1stレグが終わりましたね。

 そのCLの出場権を巡って現在イタリアでは苛烈な争いが繰り広げられています。

そんな彼らの中から優秀選手を決めちゃおうっていう僕の勝手な企画です。

今回はSB・WB編となります。

No.1

Kwadwo Asamoh

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所属:Inter

国籍:ガーナ🇬🇭

6年過ごしたTorinoの地に別れを告げ、青黒のユニフォームを身につけた今季は充実の1年に。派手なプレーこそないものの、堅実さと安定感で他の追随を許さず。

 

No.2

Senad Lulić 

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所属:Lazio

国籍:ボスニア・ヘルツェゴビナ🇧🇦

荒いイメージで嫌いな人も多いかと思いますが、その攻撃センスに惹かれる者がいるのも事実。WBながらもチーム3位の4得点を挙げています。それと今季はイエローカード5枚しか貰ってないので少ない方です(?)

 

 

 

No.3 

Hans Hateboer

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所属:Atalanta

国籍:オランダ🇳🇱

絶えない上下運動で右サイドを制圧するオランダ代表の逸材。Atalanta躍進の立役者のひとりだ。Valencia、Nàpoli、Lazioといった強豪クラブが興味を示すも、Atalantaが「非売品」と徹底抗戦。

 

No.4

Pol Lirola 

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所属:Sassuolo

国籍:スペイン🇪🇸

Juveの下部組織で育った彼は、SerieAで最も特殊な戦術を志向するDe Zerbiの下でも才能を発揮。タイミングの良いオーバーラップで数的有利を常に作り出し、ポゼッションの潤滑油となりました。

 

No.5

Manuel Lazzari

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所属:SPAL

国籍:イタリア🇮🇹

彼が5年前まで4部リーグでプレイしてたとは思えない。SerieA2年目で本格開花。残留を争うSPALで8アシストを記録するなど、クロスの精度は一級品。彼がいなければSPALは順位表の底辺に沈んでいただろう。

 

前半戦圧巻のパフォーマンスを見せたCanceloは後半の波の多さから外し、Kolarovも得点こそ挙げているものの、ネガティヴが印象が拭えないので除外しました。

 

次回はレジスタ・アンカー・インコントリスタ(守備的MF)部門です!

お楽しみに。

 

 

 

他のポジションはこちら

GK編

2018-19SerieAの優秀選手を勝手に選考してみた〜GK編〜 - シロクロニシティ

CB編

2018-19SerieAの優秀選手を勝手に選考してみた 〜CB編〜 - シロクロニシティ

 

 

2018-19SerieAの優秀選手を勝手に選考してみた 〜CB編〜

 僕の独断と偏見にまみれた優秀選手の紹介のGK編、見ていただけたでしょうか?

まだご覧になってない方はそちらも合わせてどうぞ(露骨な宣伝)👇

2018-19SerieAの優秀選手を勝手に選考してみた〜GK編〜 - シロクロニシティ

 

今回はCB部門の優秀選手の選考発表です。

 

No.1 Giolgio Chiellini

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所属:Juventus

国籍:イタリア🇮🇹

Buffonが巻いたカピタンの腕章を引き継ぎ、イタリアメディアから「ディフェンダーのRonaldo」と言われるほどの存在感を発揮しました。Juveがカンピオナートで勝点を落とした5試合のうち4試合で彼が不在だったと言う事実が彼の偉大さを物語っています。

 

No.2 Kalidou Koulibaly

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所属:Nàpoli

国籍:セネガル🇸🇳

LiverpoolのVan Dijkと共に現在世界最高のCBのひとりに数えられる。打点の高さは驚異的で対人戦は敵なし。奪ったあとのセカンドアクションも早い。Manchester Unitedが1億£以上のオファーを用意しているとか。

 

No.3

Milan Škriniar

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所属:Inter

国籍:スロバキア🇸🇰

SerieA屈指のCBはCLの舞台でも通用することを証明。両足を器用に扱う技術も備え、本職の守備も寄せる、引くの判断が素晴らしく、軽率なミスはほとんど犯さない。将来的に世界最高の領域に達しても不思議ではありません。

 

No.4

Alessio Romagnoli

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所属:Milan

国籍:イタリア🇮🇹

今季からカピタンを任され、リーダーとしてチームを牽引。同世代のイタリア人CBの中では頭一つ抜けておりAzzurriでもポストChielliniの最有力候補。

 

No.5

Gianluca Mancini

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所属:Atalanta

国籍:イタリア🇮🇹

Atalantaが誇るアカデミー出身の逸材。昨季まで所属していた先輩Caldaraを既に超えたと思えるパフォーマンスでAzzurriにも招集されるほどに成長。SBにも対応できるユーティリティ性を兼ね備えています。

 

No.6

Armando Izzo

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所属:Torino

国籍:イタリア🇮🇹

Genoaから加入するや瞬く間に守備の要に君臨し、Siriguと共にTorinoの堅守を支えています。華はないがAzzurriに推す声も。来季が欧州の舞台で彼を見れるかもしれません。

 

No.7

Joachim Andersen

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所属:Sampdoria

国籍:デンマーク🇩🇰

安心と信頼のSampdoria産にまた新たなスター候補が誕生。22歳と若年ながら強さ、高さ、巧さの三拍子が揃ったCBです。Giampaolo監督が至高するポゼッションサッカーにも素早く順応。RomaやAtlético Madridなど国内外から熱視線を浴びています。

 

No.8

Cristian Romero

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所属:Genoa

国籍:アルゼンチン🇦🇷

3バックの中央で最終ラインを統率。Torinoで輝きを放っているIzzoが退団した穴を感じさせないパフォーマンスを披露。フィジカル能力が高いのもさることながら1番の魅力は気持ちを前面に押し出したタックル。Juventusが3500万€のオファーを用意したとの報道が。

 

優秀選手の常連だったManolasやDe Vrij、Bonucciが外れることになった今シーズン。

躍進する中堅クラブからの選出を増やしました。

SerieA初挑戦のニューカマーが2人。新天地での挑戦をスタートしたIzzo、下部組織からの叩き上げで成り上がったMancini。

この中から未来のスターが誕生するかもしれません。

 

次回はSB・WB部門の発表です。

 

 

 

2018-19SerieAの優秀選手を勝手に選考してみた〜GK編〜

いよいよ欧州各国リーグも終盤戦に入り、CLの対戦も楽しみにしてる方もいると思います。

そんな中で今シーズンのSerieAで個人的に活躍したと思う選手を勝手に選考しました。

Juventusの試合は毎試合見てるのですが他は平均して2〜3試合に一回くらいしか追えてないので若干評価に偏りがあると思いますがご了承ください。

ポジション毎に選考していきます。今回はGKです。

順番は昨シーズンの最終成績が上だったチームを先に載せています。

 

No.1

Wojciech Szczęsny

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所属:Juventus

国籍:ポーランド🇵🇱

評価:いきなりJuveの選手で赤黒や青黒のファンお怒りの声が聞こえてきそうですが、偉大なるGianluigi Buffonの後継者として相応しい活躍をしています。繋ぎの部分でもミスをすることなく、守備範囲も広い。現代型GKの理想に限りなく近いのではないでしょうか。

 

No.2 

Samir Handanovič

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所属:Inter

国籍:スロベニア🇸🇮

評価:以前と比べて劣化したと言った声も聞こえてきます。確かにリフレクションに対する反応が遅くなった気もしますが、俄然としてセービング能力は世界屈指。ここにきて足元の技術も上がっており、キャリア晩年にしても成長していることがわかります。

 

No.3

Salvatore Sirigu

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所属: Torino

国籍:イタリア🇮🇹

過去2年失点が多かったTorinoに壁を築いた守護神。あわやというところでピンチを幾度なく凌ぎ、接戦をモノにする事で勝利を重ね、終盤まで欧州カップ戦を争う原動力となっています。

 

No.4

Emil Audero

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所属:Sampdoria

国籍:イタリア🇮🇹

評価:インドネシア人の父を持つ彼はJuveの下部組織に入団し、15-16にトップチームデビュします。その後はVenetiaへの武者修行を経て今シーズンSampdoriaで主力として初めてSerieAでプレー。実質SerieA1年目とは思えない安定感が評価され、Arsenalが獲得に興味を持っているようです。

 

No.5 

Alessio Cragno

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所属:Cagliari

国籍:イタリア🇮🇹

34節を終えた段階でCagliariの得点数はリーグワースト4位の32。それでもトップ10を狙えるだけの勝点を稼いでいるのはこの若き守護神の奮闘あってこそ。特に年明け以降のセービングは凄まじく、降格圏手前だったチームを12位まで引き上げています。

 

僕が”優秀選手“として挙げるのはこの5人です。

この5人の他にも印象に残ったGKは何人かいますが、それは最後の最後に紹介したいと思います。

まずはGK部門の紹介を終わります。

 

次回はCB部門の紹介を行います!

お楽しみに〜

 

 

 

 

Moise Keanを巡る事象

🗣「私はMessiやCristiano Ronaldoではないが、いつかその領域に到達したいと願っている。努力こそが毎週日曜日に私の価値があることを証明できる唯一のことだ。」

 Juventusの、そしてイタリアの未来を背負うであろう若者の言葉である。

彼はまだ19歳。名前を最近知った者も多いだろう。

Moise Kean 

16-17シーズンのPescara戦でカンピオナートデビューを果たし、その4日後のSevilla戦で2000年生まれの選手として初めてCLの舞台に立つことになった。

欧州五大リーグで2000年代生まれの選手として初ゴールを挙げたのも彼だ。

Pescara戦、CLデビュー、プロ初ゴールまで僅か半年。

Marchisio,Immobile,Giovincoといったタレントを輩出していたものの、全体的に小粒感が拭えなかったJuventusの下部組織から怪物が生まれた。

1年間の武者修行を終えて、 AllegriはKeanをスカッドに入れることを決意。

Cristiano Ronaldoとともにプレーすることで選手として大きく成長できるだろうというAllegriの判断だ。

そしてその判断は年明け以降に功を奏する。

コッパ・イタリアのBologna戦でゴールを決めると、リーグ戦のUdinese戦でドッピエッタ

その勢いは留まることを知らず、Azzurriのユニフォームに袖を通したEURO予選の2試合で得点を奪い、Empoli、Cagliari、そして先日のMilan戦は途中出場で決勝弾を決め、公式戦5試合連続ゴールとなった。

 Cagliari戦ではKeanがゴールする少し前にCagliariサポーターからの人種差別チャントが歌われた。

その直後に得点を決め、Cagliariサポーターを挑発するセレブレーションを披露。

“差別行動を受けながらも俺はお前達からゴールを奪ったぞ。“と言わんばかりの堂々ぶりである。

これほどメンタルが強い19歳を私は他に知らない。

試合後のBonucciの発言が批判の的となったが、これに関しては他のJuventinoの方が記事を出しているのでそれを読んでほしい。

Bonucci
🗣ゴールを決めた時は味方と祝福しなければならない。(プロサッカー選手として)挑発に乗るべきではない。彼もそれを知っているはずだ。責任は50-50。

 

ここでの見解の言及を私は避けておく。

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そのBonucciはMilan戦で彼のゴールを祝福しているので両者の間に溝はないだろう。

その程度で崩れる関係でもあるまい。

この若者の成長をBonucciも嬉しく思っているに違いない。

 

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今シーズンのJuventusはCristiano RonaldoとMandzukicの同時起用が多く、控えのCFがKean以外に不在だった。

その為、LukakuやLlorenteといった選手が冬のメルカートでの獲得候補に挙げられた。

しかし、それをしなかったのはこの大器に期待している何よりの証拠だろう。

主力不在の時に彼が結果を出しているのは、それが出来る準備をいつでも行ってきたからだ。

チャンスを確実にモノにする19歳。

同世代にKylian MbappéやVinícius Júniorが台頭する中で、彼は少し遅れて頭角を現し始めた。

 もしかしたらJuventusのビッグイヤー獲得のラストピースはMoise Keanなのかもしれない。

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Ramseyの価値を決めるのは

 JuventusがAaron RamseyをArsenalから獲得することを発表した。加入は来季からになる模様だ。

話題を呼んだのが彼のサラリー。年俸1700万€を一般的な英国人が稼ぐには62年かかると言われている。

チーム内ではCristiano Ronaldo(4100万€)に次ぐ2番目の高級取り。欧州全体でも9番目の多さとなる。

各国のメディアから「馬鹿げてる」と言われてるほどの金額を何故Juventusは出すことになったのか。私は結果さえ出してくれれば文句は言わない主義なので正直どうでもいいと言えばそれまでなのだが、浅学の身なりに憶測を立ててみた。

 

1:移籍金がかからないのは…

 既知の方も多いだろうが、今回の移籍に関しては移籍金は発生していない。もはやJuventusの得意技とも言えるフリーでの獲得はこれまでAndrea PirloやDani Alvesなどといった名選手はもちろん、今季はEmre CanをLiverpoolからフリーで獲得することに成功している。そしてRamseyもタダで獲得した。

市場評価額を考えれば2人合わせて6000~8000万€ほど浮いたと考えられる。ならばそのお金を彼のサラリーのために使っても不思議ではない。

 

2:CLで得られる放映権料

16-17シーズンのCLで最も利益を得たクラブがJuventusであることをご存知だろうか。

成績に応じた賞金に加えて、放映権料も各クラブに支払われるのだが、同国のNàpoliがベスト16、RomaがプレーオフでPortoに敗れた為、イタリアでの取り分を決勝まで進んだJuventusがほぼ独占できたのだ。

対象的にCLを制覇したReal Madridは同国のAtlético Madridがベスト4、Barcelonaがベスト8、Sevillaがベスト16まで残ったので、Real Madridの取り分はそれほど多くないのだ。放映権でJuventusが得た利益は1億€を超えるとも。

そして今季のCLではInterとNàpoliが既にGLで敗退している。Romaがどこまで勝ち進むかによるが、Juventusはビッグイヤーを前提としてRamseyのサラリーを提示したとも捉えられる。取らぬ狸の皮算用にならないことを祈りたい。

 

3:Juventusの名前を世界に

1億€とも言われたCristiano Ronaldoの移籍金は彼のグッズの売り上げによってほぼ回収したとされる。ここまでピッチ内で額面に応える活躍をしている彼には残り3年半の契約がある。その期間でJuventusのメディア露出、そしてクラブの各は更に上がるだろう。むしろそのためにCristiano Ronaldoの獲得に動いたと言ってもいいくらいだ(名目はあくまでビッグイヤーに変わりはない)。Cristiano Ronaldoの獲得はJuventusの力を世界に知らしめるために充分すぎる出来事だったに違いない。そして今回の破格とも言えるRamseyのサラリーも、Juventusというクラブの力を世界へアピールするために提示したのかもしれない。

 

 

  懸念すべきはDybalaやPjanic、Douglas Costaといった選手がRamseyの高額すぎる年俸を見て、今までクラブに貢献してきた自分達もそれと同等の額に上がらなければ不満が出来て、クラブの崩壊を招きかねないということだ。それ以外の面では、前述の通り「結果さえ出してくれれば不満はない。」

Juventusが待ち望んでいた中盤の10番タイプの選手であること、真面目な性格、そしてArsenalで彼が愛されたということが彼の実力を証明している何よりの証拠だ。

 

まだシーズンは終わっていないが、来季にBianco Neroのユニフォームを着たRamsey見ることを楽しみにするのも悪くない。

 

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